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住環境整備


福祉用具の導入

住環境整備には「住宅改修」と「福祉用具」の両方からのアプローチが必要です。
福祉用具の導入の流れを説明します。


1.利用者・家族のニーズの確認

本人・家族の希望だけで、、福祉用具を紹介するだけでは失敗となりがちです。
ナゼ、それが必要なのかを確認する必要があります。
もしかしたら、福祉用具ではなく、環境設定やちょっとした工夫で問題解決が出来たり、
逆に福祉用具では問題解決とならない場合があります。


2.必要な福祉用具の選択

検討した上で、必要と考えれば福祉用具の選択となります。
福祉用具は同じ機能でもとてもたくさんあるので、普段から使い勝手を知り、
どれが良いのかなどの情報収集が必要です。


3.試用

福祉用具を選択したら、実際に利用する本人・家族に使用する場所で試すがベストです。
カタログだけでは分からない部分があるからです。

ただ、福祉用具の試用をしたくても、返品が出来なかったり、
デモ用の商品がなかったりして、試せない場合もあります。
お金が絡む問題なので、事前に業者に確認することで無用なトラブルを回避しましょう。


4.福祉用具の導入

実際に福祉用具の導入となります。
介護保険でレンタルとなる場合が多いので、ケアマネージャーとの相談が必要です。
レンタル対応とならない福祉用具もあるので、介護保険に関する知識も必要です。


5.フォローアップ

導入した後も、それが果たしてきちんと使われているかを確認することが大事です。
導入したは良いけど、実際は使っていなかったなんてこともあります。
又、利用状況や感想を聞くことは、その福祉用具を選定する上で良いフィードバックとなります。


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