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運動療法

理学療法士が実際に患者さんに実施する治療は主に、
「運動療法」、「日常生活活動訓練」、「物理療法」が一般的です。
ここでは運動療法について、ご紹介します。

運動療法とは、その名の通り、「運動」を手段にして、治療するものです。
現在、理学療法の中心となるアプローチです。

その目的には、変形の予防・改善、関節の機能改善、
筋力の増大、耐久性の増加、動作の改善などがあります。

具体的な方法として、以下のものがあります。
※「訓練」という表現は使わない方向ですが、ここでは、分かりやすくする為に使っています。

○関節可動域運動

 脳卒中の方の関節の動きが制限されないように、あるいは、
 骨折などの整形外科の患者さんの関節の制限を改善する為に行います。

○筋力増強維持訓練

 長期に動かさなかったり、弱くなった筋力の増強訓練を行います。

○持久力訓練

 人が活動するためには、何かが出来るだけでなく、それを継続することが求められます。
 歩行や運動の持久性の改善を図る訓練を行うものです。

○協調性訓練

 専門的になりますが、「運動失調」と言って、体の協調性が損なわれる症状があります。
 (重い物を持った後に、お箸を持った時に手が震えるような症状です)
 それを改善する為の訓練です。

○神経生理学的アプローチ

 最近はこのような表現で一括りにしてしまうのは適切ではないですが、便宜的に。
 主に脳卒中や脳性麻痺の方に、治療を行う特殊なテクニック・概念のことです。
 様々なものがあります。

○胸部理学療法(肺理学療法)

 呼吸器の病気に対するアプローチです。
 内科的な呼吸器の障害から、肺ガンなどの外科分野で術後の肺炎予防に用います。

○徒手療法

 専門的な技術によって、関節の機能の改善を図ったり、痛みを改善する技術です。
 これにもたくさんのアプローチ・流派(?)があります。

○基本動作訓練

 人の基本的な動きについて、円滑に出来るように指導していきます。
 寝返りや起き上がり、立ち上がり、歩行などがあります。
 座っている姿勢、立った姿勢のバランスの訓練も行います。

 それぞれの方法について簡単に紹介しました。
 より専門的内容は学校で学びましょうね。

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