養成校の学生生活
卒後の学習方法
リハビリ学院時代、理学療法士として自分がどの様に勉強をしていけば良いのか、
卒業前に考えていた時期があります。
その当時、犀潟リハ学院の寮で卒業コンパがあり、教員も招待されました。
そこで、恩師の先生に「勉強の方法」を聞きました。
答えは「本を読みなさい。」でした。
毎月、理学療法に関係する雑誌を3冊は読みなさいと言われました。
今でもこの先生の教えは守っています。
毎月3冊の雑誌代は懐にはかなり痛いですが、実践しととても良かったと思います。
必ずしも全ての本に目を通せているわけではないですが、
広い範囲のことを学んでくることが出来ました。
様々な勉強方法があると思いますが、本を読むことはやはり基本だと思います。
もうひとつはとにかく、研修会にでることでした。
最近はプライベートが忙しく、以前より遠ざかり気味ですが、
就職して6年間は、特別な事情がない限りは県内の全ての研修会に出席して、
県外の研修にも出掛けていきました。
自分のやりたい分野がまだ決められなかった頃、
たくさんの勉強会に参加したことで、自分の興味の方向性が決まったのだと思います。
また、もっとアクティブな人なら勉強会を主催してみるのも良いと思います。
自分の興味のある分野の知識・技術の向上だけでなく、
勉強会を通して人脈を広げることができます。
理学療法士として勉強を続ける際には、最初の3年間は特にとても重要です。
その3年間の頑張りが理学療法士としての将来を決めると思います。
理学療法士の養成校での期間は、理学療法士になるための準備です。
理学療法士になってからが、本当の勉強です。
生涯続く勉強ですが、理学療法士になってからの勉強は楽しいですよ!