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総合実習

総合実習は、総合臨床実習、臨床実習と言われたりもします。

多くの学校で最終学年に設定されています。
学校により期間などは様々ですが、1施設7〜8週間で2施設に行く場合が多いようです。
1施設だけで10週間の学校もあり、本当に多様化してきています。
(ちなみに、僕の学生時代は3施設にそれぞれ8〜10週間も実習に行っていました。)

総合実習の目的は、評価実習にプラスして患者さんの治療を、
理学療法士の指示の元に体験して、理学療法士として総合的な学習をするものです。

評価実習は3週間程度なので、検査・測定やレポート作成に追われて終了ですが、
総合実習は期間が長いので、実際の理学療法士の業務に近い内容になります。
その分、責任も重くなります。

実習期間に担当する患者さんの人数は、実習施設と学生の能力によって、決まります。
以前は、4〜5例程度が多かったようですが、最近は2例前後の施設が多くなっています。
多い施設では6〜8人、少ない施設では1人なんて、こともあります。


理学療法士になる為の最大の難関が、総合実習です。

理学療法士・作業療法士の養成校は、伝統的に進級が難しく、
他の医療職に比べると留年が多い傾向にあります。

そして、総合実習でも実習施設により、合否判定があります。

学内でのテストに合格すれば、進級することは可能ですが、
総合実習では、実際に患者さんと担当することになるので、
知識・技術だけでなく、社会性や医療人としての態度が重要になります。

学内での成績が良くても、総合実習では不合格というケース、
逆に、学内での成績は良くなかったのに、総合実習では問題ないケースもあります。

総合実習では、この合否判定がある為に、実習生は過剰な緊張状態になります。
全然、緊張しないのも問題ですが、学生にとってはプレッシャーはかなりあります。

たくさんの学びがある総合実習です。
楽しくて良い実習だったと言えるように、出来るだけ学内での学習から、
しっかりと準備をしておきたいですね。

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